ジャック・ルゴフ『アッシジの聖フランチェスコ』
池上俊一・梶原洋一訳
岩波書店・2010年
定価 3,990円(税込)
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◇帯紹介文より
フランチェスコが生きた時代は,都市化が進展し貨幣経済が浸透してゆく西洋中世の大きな転換期だった.清貧と謙譲を実践し,新たな伝道の形を創始したフランチェスコの活動は,社会の革新と伝統とが対峙する同時代の歴史的・社会的・文化的文脈の中にどう位置づけられるべきなのか.中世史の泰斗が「私の」フランチェスコ像を提示する。
◇目次
序文
年表
フランチェスコの主要著作および主要な伝記一覧
第一章
封建世界の変革と重圧に狭まれたアッシジのフランチェスコ
第二章
真実の聖フランチェスコを求めて
第三章
アッシジの聖フランチェスコと十三世紀のフランチェスコ伝記作者たちにおける社会的カテゴリーの語彙
第四章
フランシスコ会運動と十三世紀の文化モデル
訳者あとがき
(このうち、梶原は主として第二、第三章を担当させていただきました)
ぜひ、書店などで手にとってご覧ください。
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